bT 芝生がひきつけるもの





家のすぐそばに小さい公園があります。

引っ越してきた当初は、
土の上に遊具があるような殺伐とした公園でした。

殺風景なので、
暇を見ては(管理者の方に了解を得て)少しずつ芝を植えていきました。


品種はセントオーガスチングラスです。

この芝は、
触った感触がやわらかいことや
メンテナンスが比較的楽ということで結構人気があります。

また、日当たりが良くないところ
(日照時間が最低でも2〜3時間は必要です)でも育ちます。


この芝を少しずつ貼っては根着くまで散水し、
芝地を広げていきました。

未完成ですけど。


すると子どもしか入らなかったこの公園に、
高校生ぐらいのカップルがベンチに仲良く腰掛け、
楽しそうに談笑している姿を見るようになりました。

もちろん遊ぶ子どもたちも増えてきました。


不思議なもので、芝を貼っただけで、人が集まるようになりました。

人をひきつける力が芝生にはあるようです。

ところが、人だけでなく害虫も引き寄せてしまいます。


葉の色が白っぽく透けてきて葉の部分がなくなる(ヨトウムシの幼虫など)場合や、
葉の色が茶色になり枯れてきた部分がある(コガネムシの幼虫など)場合は、
夕暮れにお庭に出て懐中電灯片手に探してみてください。

青虫はいませんでしたか。

または日中にスコップで掘り返してください。

コガネムシの幼虫は出てきませんでしたか。

思い返してみれば、数週間前、
網戸に蛾やコガネムシが飛んできたことはありませんでしたか。

虫だって、芝生の上で恋を語っているのです。

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